- 2025年9月1日
五十肩、事始め
前回ブログで紹介した「五十肩」≒肩関節周囲炎
日本での最初の記述は江戸時代の「俚言集覧」と言われてます。

この本、いわゆる「辞書」でして
「雅言集覧」という、堅いボキャブラリーの辞書に対して
俗語=俚言を収載したもの、という位置づけです。
18世紀後半~19世紀前半に成立したとのこと。
この中に「五十くらいの時に関節や腕が痛み、時間がたてば自然に治ることもある病気で、五十肩とか五十腕と呼ばれる病気がある」と記されてます。

引用:http://samurai-kid.at.webry.info/theme/4f782261ee.html

昔からみんな、悩んでたんですね。
ちなみに海外では1872年にフランスのDuplay先生が
“Periarthritis scapulohumerale”=肩関節周囲炎と命名したそうで。