- 2025年9月16日
科学、似非科学?
医学は、明確に科学です。

じゃあ、医療は?
と問われると「狭義の科学」では説明のつかない部分もあります。
実感するのは、画像と症状が一致しないときです。
レントゲンで、ものすごく骨が変形しているのに、症状(痛み)が全然ない方がいます。

一方で、レントゲンでまったく骨はキレイなのに、とても症状(痛み)が強い方もいます。

もちろん、どちらもウソじゃない。

現代の医学では解明しえない「何か」が介在するという場合もあるでしょう。
しかし、どこまで科学で割り切ろうとしても割り切れない領域がある
そんな風にも思えます。

でも、そこに必要なのは、いわゆる「似非科学」ではないですね。
利益至上の「インチキ」は、巡り巡って
やる側も、受ける患者側も不幸にするものですから。
とはいえ「科学」に振り回され症状の本質を見失っては本末転倒。
科学はひとのために役立ってこそ意味がある。
そこで「本質」を見極めることが大切だと痛感しております。
これこそが医療の中心であって、AIには出来ない部分です。

たいそうな肩書や、かっこいい名前の治療法に惹かれる気持ちはわかりますが
あなたの言葉を真剣に聞いて、あなたに親身になってくれる味方が
みつかるといいですね!