- 2025年12月16日
わかったような、わからんような
12月16日は抽象絵画の始祖とも称される、ワシリ・カンディンスキー氏の誕生日

ロシア出身。
幼少期からクラシック音楽などに親しみ
モスクワ大学で法律や政治を学んだそうです。
その後ミュンヘンで絵の勉強をはじめ
40代で抽象画を発表
以後「何を描いたか」が明確でなくとも
心に響く絵がある、と信じて
抽象画の道を突き進んだ方。
代表作は「交差する線」あたりでしょうか。

彼は共感覚の持ち主で、聞こえた音楽を絵画にしたり
旧来の常識に囚われない表現を切り開いた偉人です。

しかし、この「抽象画」
とっつきにくい、という方も多いかもしれません。
僕は、親父の趣味のひとつが絵を描くことだったので
実家には絵の本がたくさんあって
僕は小さいころから「物語の絵本」より画集を見てたフシがあり
写実的な絵画よりもモンドリアンとか、キリコ、ダリみたいな
「ちょっと不思議な絵」が好きでした。

カンディンスキーはその中でもミロなんかと並んで
とくに不思議感の強い画家さんの印象です。
でも、じっと見てると、何かが見えてくる…
何かが聴こえてくる…
何かが感じられてくる…

たまには、いいですよね。こういうのも。
