今年はやたらと梅雨明けが早くて「え、もう夏？」みたいな
ちょっと季節の感覚がバグってる感じでしたが
何か足りない…と思ってたんです。
ええ。彼らの声が聞こえてなかったんですね。
ところがここ数日、やっと鳴き始めたようです。
セミさん

一説によると、梅雨明けや気温の上昇だけが、セミが地上に出てくる基準ではないそうで
まあ、そりゃ繁殖のためにわざわざ危険な地表に出てくるのですから
自分だけ独り出てきても意味がないので、みんな足並みそろえて…ってとこでしょうか。
それにしても、このセミの声が聞こえてくると「夏本番！」って感じで
夏好きにはたまらなくテンションあがるところです。

ところで世界には13年とか、17年周期で地上に出てくるセミがいるらしく
「なんでそんな中途半端な？」と思うのですが
2年とか3年とかだと、寄生虫の発生サイクルと重なっちゃうことがあるらしく
そういう「かぶり」を最小限にするために
なんと最小公倍数が重なりにくい素数の周期になったのだとか。

実はセミは数学者だったのか…
ちなみに13年のセミと17年のセミの周期が重なる最小公倍数221年目には
セミが大発生するらしいです（汗
50億匹とか…

ちょっとキモいけど、彼らにとって貴重な婚活の機会です。
やさしく見守ってあげましょうね。