- 2025年7月29日
猛暑は誰のせい?
気象庁では最高気温が25℃以上を「夏日」
30℃以上を「真夏日」、35℃以上を「猛暑日」と呼ぶそうで
近年聞かれる「酷暑」は、まだ正式な名称ではなく40℃に至るような
猛暑日以上の暑さの日を指す俗称とのこと。

体調不良を訴える方も多くなり、また農作物の出来も心配で
「なんでこんなに暑いの?」と嘆きたくもなります。
そりゃあ、人間さまの身勝手によって「地球温暖化」が進んでるからだ!
という意見が主流ですね。
一方で「ミランコビッチ・サイクル」なるものがありまして。
(ウェザーニュースより抜粋)

地球は10万年サイクルで温暖化と冷却を繰り返しているのだとか。
提唱者はミルティン・ミランコビッチ博士。

Милутин Миланковић (1879-1958)
このダンディなセルビア出身の地球物理学者さんは
地球の公転軌道が楕円であって中心点が一定していないことや
地軸の角度が一定していないことから
1930年に「気候学ハンドブック」において
「気候の数理科学と季候変動に対する天文理論」として
10万年周期説を発表しました。

そうか、この猛暑は地球のせいなのか!
いやいや、現在の温暖化はこの理論で予想される上昇を
大幅に上回っているから、やっぱ人間のせいだ、という説もあり。
(ミツカン水の文化センターより抜粋)

さて、あなたはどの説を信じますか?
というか、理由は何であれ、暑いのは大変(汗
熱中症や水の事故には十分気を付けて
この夏を乗り切りましょう~!
